ターンオーバー機能

ターンオーバー機能

肌(皮膚)は大きく分けて表皮・真皮・皮下組織の3層から成りますが、層の一番上の表皮はわずか0.1mm〜0.3mmです。

 

そしてこの薄い表皮はさらに次の4層から成っています。
角質層(かくしつそう)
顆粒層(かりゅうそう)
有棘層(ゆうきょくそう)
基底層(きていそう)

 

この4層のうち、最下層にある基底層がターンオーバー機能の働きを持っています。

 

基底層は肌の新陳代謝(ターンオーバー)の出発点です。
基底層では、基底細胞が分裂を繰り返すことによって作られるケラチノサイト細胞と、点在しているメラノサイト細胞があります。

 

メラノサイト細胞ではメラニン色素が作られ、紫外線が真皮に入り込むのを防いでいます。

 

メラニン色素が紫外線から肌を守る?

 

メラニン色素と聞くと日焼けシミの元など、美容には対敵なイメージを連想してしまいますが、実は肌に降り注ぐ紫外線から肌を守る大事な役割を果たしているんです。

 

でも、紫外線を浴び続けると肌は活性酸素が発生して肌細胞の老化が早まり、シワしみなどが表れ、最悪の場合皮膚がんなどの原因となります。

 

メラニン色素の働き

 

本来、メラノサイトで作られるメラニン色素は、紫外線が皮膚や体の奥に入るのを遮断します。

 

まず、肌が紫外線にあたるとメラノサイトが動き出します。
メラノサイト自体は淡い色をしていますが、紫外線を受けるとメラニン色素を作って褐色に変化します。

 

次にメラニン色素は、メラノサイトが伸ばした突起によって基底層で作られた細胞の中に広がり、基底層細胞はメラニン色素を含んだまま、ターンオーバー機能によって有棘層→顆粒層→角質層へと表面に押し上げられていきます。

 

そして最後は、死んだ細胞(ケラチン)となって垢とともに剥がれ落ちます。

 

このターンオーバー機能が正常に行われれば、メラニン色素は表皮に蓄積されません。

 

ターンオーバーの仕組み

 

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのことで新陳代謝を指します。

 

基底層で生まれた細胞が少しずつ形を変えながら有棘層、顆粒層へと上がり、細胞核を失って死んだ細胞(ケラチン)となって角質層になり、最後に剥がれ落ちていきます。

 

ターンオーバーの周期は通常28日間で、その内訳は次のとおりです。
基底層 ⇒ 有棘層:約14日間
有棘層 ⇒ 顆粒層 ⇒ 角質層:約14日間

 

ただし、ターンオーバーは年齢が高くなるほど周期は長くなります。
また、手や足は顏よりもターンオーバーの周期が長くなります。

 

30代で 約45日
40代で 約55日
50代で 約75日

 

 

肌のターンオーバーが最も活発なピークは20歳といわれていますが、40代だと20歳のちょうど2倍(以上)周期が長くなるということですね。

 

(なんだかちょっと切なくなってしまいますが・・・。)

 

でも基底層が破壊されない限り、どんなダメージを受けても細胞は常に生まれ変わり、肌は回復します。

 

自ら働きかける美肌力を失わないように、いくつになっても健康な素肌でいたいですね!

 

 

 

 

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